ファイナルファンタジー16…クリア感想
「その正義は、何を救うのか」
この目で見守らねば!…と、ゲーマー心爆発しました。
FF16。発売日から楽しんでおりました!!
いやぁ、ある種お祭りですからね。新作発売。
約一週間、プレイ時間35時間弱でクリアしたので感想を書きます。
まず良かった部分から。
今作はコマンド方式ではなく完全にアクションRPGに振って作られてます。
が、ストーリーモードで始めるとなんとボタン一つ連打でもそれなりに攻撃がサマになるアクセサリが最初から装備されています。もちろん外したり、違うサポートアクセサリを選べたりもしますがこれによって難易度調整に幅が出て、自分好みの難しさにできます。
自分はアクション好きではあるもののジャスト回避やパリィなどに苦手意識があるため、これらのアクセサリは最後まで使わせてもらいました。
ボタンひとつとはいえ、アビリティを習得していく毎に攻撃方法やコンボが変わるため単調になりすぎない仕様。圧倒的感謝…!
ほんで全体的にド派手なのがいいですね。
続いて今作の目玉的存在、召喚獣バトル!
こちらもド派手です。PS5パワー全力で使ってます?ってくらいのド派手さ。
QTE風のボタン入力を求められる場面もあったりしますが、ある程度パターンあるし、なんなら失敗してもそこまでペナルティ無いので安心。
召喚獣同士が戦うシーンは、お口あんぐりさせながらプレイすることになるでしょう。私はそうでした、ええ。
あと良かった点としては、ストーリーの解像度を上げる/プレイヤーを置いてけぼりにしない工夫の多さですかね。用語解説の機能も、どこの国がどう動いてるのか説明が逐一入るあたりとか。
RPGは最後まで遊んで一通りストーリー見てこそだと自分は思っているので、物語の理解を深めてくれる機能は嬉しかったです。
残念だった点をあえて挙げるとすれば、主人公の移動速度がちょっと遅く感じる場面があるのと、一部の敵が若干固く感じるあたりでしょうか。
このゲーム、ロードも感じさせないし止め時がないくらい没入させてくれるけど、その分テンポが悪くなってる部分が見えると惜しいと思っちゃうんですよね。
とはいえ、大きな減点要素はないし良作だったなと思います。
政治や戦争の話から始まりながら、終盤にはしっかりファンタジーしてたし
FFシリーズの中でも優等生くんな出来だった気がします。
アニメ的な演出や表現が多いJRPGの中で、渋い洋画に限りなく近いゲームでした。